親や親族の空き家を相続することは珍しくありません。
相続した空き家を売却したい場合、どのような手順で進めたらいいのでしょう。
相続した空き家を売却する手順や「まず何をすべきか」について解説します。
■不動産売却の手順
相続した空き家の売却手順も通常の売却とほぼ変わりません。
売却の前提としてまずは相続手続きをしますが、その後は売却手続きを進めて相続空き家を売るという流れになっています。
相続した空き家を売却する方法は2種類あり、手順は次の流れで進めます。
・相続した空き家を仲介で売却する手順
仲介とは不動産会社が間に入って相続空き家の買主を探して売却する方法です。
仲介ではまず不動産会社探しをして、それから相談や査定を行い、不動産会社と仲介契約を結んで買主探しをするという流れになります。
1.不動産会社探しをする
2.相続空き家の売却について相談する
3.相続空き家の査定を行う
4.相続空き家の仲介契約を結ぶ
5.宣伝広告などで買主探しをする
6.買主が見つかったら内覧や交渉などに対応する
7.買主と売買契約を結ぶ
8.相続空き家を買主に引き渡して売却代金を受け取る
・相続した空き家を買取で売却する手順
買取とは不動産会社に相続した空き家を売却する方法です。
買取では不動産会社が買主になるため、売却活動(買主探し)は行いません。
したがって、仲介と異なり売却手順に売却活動が含まれないのが特徴です。
1.不動産会社を探して買取の相談をする
2.不動産買取査定を行う
3.査定内容を確認して不動産会社と契約を結ぶ
4.相続空き家を引き渡し売却代金を受け取る
■売却への初めの一歩
相続した空き家を売却するために「まず何をすべきか」で迷ったら、空き家の相続手続きをすることをおすすめします。
空き家を相続しても「特に住む予定がない」「すぐに売るから」などの理由から、相続手続きをしていないことも珍しくありません。
相続した空き家を売却するためには、名義を相続人に変更する必要があります。
なので、相続手続き(相続登記)をしていない場合は、まずは相続空き家を被相続人(亡くなった方)の名義から相続人の名義に変更しておきましょう。
相続人が複数いる場合や他親族で売却に反対しそうな人がいる場合は、相続空き家の売却が親族・相続トラブルの原因になることがあります。
家族や他相続人などに空き家売却について話し、理解を求めておくことも重要です。
■最後に
相続空き家の売却では、仲介の方が高く売りやすくなり、買取の方が売却完了まで早いという特徴があります。
当社は空き家の状態やニーズに合わせて売却できるように、2つの売却方法をご用意しています。
・即時買取コース
・じっくり買取コース
即時買取コースでは相続空き家を買取ですぐに売却できます。
相続空き家をすぐに売りたい、急いで売りたいという方におすすめの方法です。
じっくり買取コースは、まずは仲介で高値売却を目指し、一定期間売却できなければ当社が買い取るという方法になります。
空き家売却のニーズに合わせて方法やスケジュールを提案しますので、売却で悩んでいるならお気軽にオオハシインターナショナルへご相談ください。