事業用物件を売却する流れとタイミングを解説

コラム

事業用物件を売却する流れとタイミングを解説

コラム

2021年9月14日

事業用物件を売却する流れとタイミングを解説

■事業用物件を売却するタイミング

 

事業用物件を売却するタイミングは4つあります。

どのタイミングで売却するかは状況によりますので、事業用物件の売却を扱っている不動産会社に相談し、計画を立ててから決めることをおすすめします。

 

・購入時の金額を売却金額が上回るとき

 

収益物件を購入したときより相場が上昇し、売却金額が購入金額を上回るときが売却タイミングです。

赤字が出ているときは収益物件の売却額が赤字を上回るときや、購入金額と赤字額を足した額より売却金額が上回るときなどもタイミングとして考えられます。

 

・事業用物件で赤字が出ているとき

 

このまま事業用物件を所有し続けると赤字が出る場合、損失を拡大しないために売却することがあります。

ある程度の赤字が出て、赤字をこれ以上深刻化させたくないときが売却タイミングです。

 

・事業用物件の税金が増えてしまうタイミング

 

事業用物件の減価償却期間が終了し、事業用物件の税金が増えてしまうタイミングで売却することがあります。

事業用物件のローン返済も抱えているのであれば負担が増えてしまうため、タイミングを見極めて負担軽減や赤字回避を行うわけです。

 

・退職など生活が変化するタイミング

 

退職まで事業用物件で収益を得ていたが、退職を機械に事業用物件を売却するなど、オーナーの人生の節目に合わせて事業用物件の売却タイミングにすることがあります。

この他に、介護や療養、老後など、人生の節目の資金調達タイミングに合わせて売却することもあります。

 

■事業用物件を売却するときの流れ

 

事業用物件を売却するときの流れは次の通りです。

基本的に自宅や宅地などを売却するときの流れとさほど変わりません。

ただ、事業用物件には借り手がいますので、事業用物件の賃貸状況などを情報として買手や不動産会社に伝える必要があります。

 

流れ①不動産会社に収益物件の売却について相談する

流れ②不動産会社で収益物件の売却計画を立てる

流れ③管理会社と契約していれば収益物件の売却を伝えて協力を求める

流れ④収益物件の買主を探す

流れ⑤収益物件の買主と売買契約を結んで不動産の引き渡しをする

 

なお、収益物件を仲介ではなく買取で売却する場合は買主を探す必要はありません。

不動産会社か買主になって収益物件を買うからです。

売却時の流れも買取と仲介では変わってくるため注意してください。

 

■最後に

 

事業用物件の主な売却タイミングは4つあります。

この他にも事業用物件の買い替えなど、オーナーの都合による売却が行われるケースもあります。

売却タイミングによって売却金額が変わってくる可能性があるため、タイミングについては事業用物件の売却に通じている不動産会社などによく相談して決めることをおすすめします。

 

事業用物件の売却はオオハシインターナショナルにお任せください。

 

pegetop