マンション売却では確定申告が必要になる可能性があります。
マンション売却で確定申告が必要な場合、どのような書類を準備すべきなのでしょう?
確定申告の必要書類について解説します。
■マンション売却に確定申告は必要?
マンション売却したからといって必ず確定申告が必要になるわけではありません。
確定申告の必要書類を準備する前に、まずは「確定申告は必要か?」を確認してください。
マンション売却では次のようなケースで確定申告が必要になります。
・マンション売却で確定申告が必要になるケース
マンション売却で利益(譲渡所得)が出たケースは確定申告が必要です。
また、マンション売却の際に控除や特例を利用するケースでも原則的に確定申告が必要になります。
・マンション売却で確定申告が不要なケース
マンション売却で利益(譲渡所得)が出ていないケースでは、原則的に確定申告は不要です。
マンション売却で譲渡所得が出るどころか、マイナスになってしまったようなケースでも確定申告は不要になっています。
確定申告が不要なケースでは、必要書類の準備も不要です。
確定申告が必要かどうか分からない場合は、マンション売却の相談先業者や税理士などに確認しておきましょう。
■マンション売却の確定申告の必要書類リスト
マンション売却の確定申告では、次のような必要書類を準備します。
必要書類 | 必要書類の内容 |
確定申告書 | 確定申告の手続きの際に作成する書類 |
譲渡所得の内訳書 | マンション売却における譲渡所得の計算に使う書類 |
除籍住民票 | 売却したマンションに住んでいたことを証明するための必要書類 |
登記簿謄本 | 売却したマンションの情報が分かる必要書類として提出する |
マンションを買ったときの売買契約書の写し | マンション購入時の金額や売却時の譲渡所得、税金などの参考として提出が必要になる |
マンション売却時の売買契約書の写し | マンション売却時の金額や売却時の譲渡所得、税金などの参考として提出が必要になる |
費用の分かる書類(取得費用と譲渡費用の分かる書類) | マンション売却時・購入時の仲介手数料や印紙代、登録免許税などかかった費用が分かる書類を提出する |
マンション売却時の控除・特例を受けるための書類 | 控除や特例を受けるためには、それぞれの控除・特例で指定されている必要書類の準備や提出が必要である |
■最後に
マンション売却などの不動産売却では、「不動産を売った後に確定申告は必要か?」が問題になります。
確定申告が必要かどうかは、基本的にご自身で判断することになります。
しかしながら、ご自身でマンション売却の利益(譲渡所得)が出ているか、税金の額はいくらか、などを計算することは、時間や労力、知識の関係で難しいことも少なくありません。
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